こんにちは、トリプルバリューの山本龍太です。
3月28日に事業補助金の第6回公募が開始されました。第6回から変更された要件や上限金額を中心に今回のメルマガではお伝えいたします。
●事業再構築補助金とは
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売り上げの回復が期待しづらい中、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すことが重要です。そのため、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。(事業再構築補助金ホームページより)
●補助金額 ※一部の枠のみ掲載しています
従業員ごとに上限が異なるのが大きな変更点です。売上規模に相応の投資額に収まるよう、従業員を基準に上限を定めていると予想されます。
[通常枠]
【従業員数20人以下】100万円~2,000万円
【従業員数21~50人】100万円~4,000万円
【従業員数51人~100人】100万円~6,000万円
【従業員数101人以上】100万円~8,000万円
[回復・再生応援枠] ※新設枠です
【従業員数5人以下】100万円 ~ 500万円
【従業員数6~20人】100万円 ~ 1,000万円
【従業員数21人以上】100万円 ~ 1,500万円
[グリーン成長枠] ※新設枠です
中小企業者等:100万円~1億円
中堅企業等 :100万円~1.5億円
●申請要件 ※新設枠の主要件のみ記載します
新設枠では企業救済と環境配慮の面が大きく打ち出されました。
【回復・再生要件】
以下のうち、いずれかの条件を満たすことが必要です。
1.2021年10月以降のいずれかの月の売上高が対2020年又は2019年同月比で30%以上減少していること
2.中小企業活性化協議会等から支援を受け再生計画等を策定していること
代替要件もありますが、30%以上売上が下がっている月があれば当てはまる可能性があります。
【グリーン成長枠】
令和3年6月18日付で策定された「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」 において、「実行計画」が策定されている14分野に関し、各分野ごとに「現状と課題」とし て記載のある「課題」の解決に資する取組であることが必要となります。14分野のうちどの 分野のどの課題の解決に資する取組であるかあらかじめご確認ください。 (参考)令和3年6月18日付「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」
概要資料
https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/ggs/pdf/green_gaiyou.pdf
その他にも第6回公募は多くの変更点がありました。申請をお考えの企業様はもちろん、当てはまるのかどうかのご相談もお気軽にお寄せください。ワクワークしているスタッフからご連絡いたします。