こんにちは、トリプルバリューの山本龍太です。
2022年9月16日に事業再構築補助金の第6回公募の採択結果が発表となりました。今回はその概要と当社の状況をお伝えいたします。
当社がご支援させていただいた事業者様は、全て通常枠で申請いたしましたが8割弱が採択されました。※通常枠全体では約45%の採択率です。
なかでも何度も計画を練り直し、三度目の正直で申請した事業者様も採択され、私たちの喜びもひとしおでした!
※事業再構築補助金とは
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売り上げの回復が期待しづらい中、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すことが重要です。そのため、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金です。最大1.5億円の補助が受けられます。
【採択結果について】
採択結果概要は下記のとおりです。「通常枠」では約45%と第5回までと比べアップしましたが、他の補助金に比べ低い採択率でした。また、新設された回復・再生応援枠は約66%の採択率でした。売上減が30%以上あった月がある事業者様で今後申請を検討される場合は、回復・再生応援枠での申請もよいかもしれません。(ただし上限が通常枠に比べて低く設定されています。)
【応募金額の分布について】
応募時の補助額の分布にも変化がありました。通常枠は第6回から従業員数に応じて上限が異なり、5名以下の事業者は上限が2,000万円となっていますが、そこがボリュームゾーンとなっています。つまり、従業員が5名以下の小規模事業者が多く申請したのではないかと予想されます。採択率も高いことから、小規模事業者様でも2,000万円の補助を受けられるのは非常に大きいと思います。
※ただし、精算までは自己資金や借入での設備投資が必要になる場合があるのでご注意ください。
【認定支援機関別応募状況・採択状況について】
前回まで同様、認定支援機関でも採択率にばらつきがあるようです。私たちのような民間コンサルティング会社は55.8%の採択率で全枠平均採択率の49.9%より若干上回っています。今回、私たちは8割弱の採択率ですが、民間コンサルタントの平均が55.8%ということはそれを大きく下回っている会社もあることが予想され、改めて、認定支援機関の見極めは重要だといえます。
事業再構築補助金第7回公募は9月30日締め切りです。事業計画書の書き方のご相談から事業方針のご相談までお気軽にご連絡ください。ワクワークしているスタッフからご連絡いたします。